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NGC1300 ~ エリダヌス座・棒渦巻き星雲 Astronomical
STScI-PRC2005-01
copyright NASA, ESA, and The Hubble Heritage Team (STScI/AURA)
by hoshinoirodori
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明治30年代の話。
政夫は、地主の家に生まれ、現在15歳。来月から旧制中学に進学することになっていた。 その政夫の家には、従兄弟の民子がいた。現在17歳。 政夫と民子は、小さい頃から兄弟のようにして、仲良くしてきた。しかし、お互いに思春期になり、相手を意識し始める。そして、周りの人間・村の人間も、いつも一緒にいる二人の仲を勘ぐり始める。 封建的な考えが残る時代、田舎での周りの目を気にし、そして、年上女房をもらうことは出来ないという親の言いつけを守らなければならない、窮屈な時代。果たして、二人の運命は・・・。 最初の15分ぐらいを観たときに、もう観るのはやめようかと思ったものの、頑張って見続けると1時間ぐらいしたところで、やっと入り込める。 きっと、この映画が制作された昭和30年に観ていたら、すんなり入り込めたのだろうと思う。 悲しい話ではあるが、何とかならなかったものかなぁとも思ってしまう。 昭和30年代当時の映画は、ほんとに綺麗な日本語(台詞)を使っていたなぁといつも思う。 題名に関しても、綺麗な題名だなぁと思う。今の日本映画は横文字の題名を平気で付けるし・・・。 その後映画化された(まだ観たことがない)『野菊の墓』より、この『野菊の如き君なりき』の方がずっと良い題名だと思う。 作品中に出てくる、野菊とりんどう、良い例えだと思う。 昔を回想する70代になった政夫役に、笠智衆。他に、杉村春子などが出演。 1955年・昭和30年 日本 松竹 作品。
by hoshinoirodori
| 2005-12-01 00:29
| 映画
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